ハンサム★スーツハンサム★スーツ
(2008/01/25)
鈴木 おさむ

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ブサイクなゆえにモテない人生を歩んできた定食屋の主人・琢郎が偶然出合ったハンサムスーツ。これを着て、ハンサムに変身した琢郎は束の間のモテ人生を体験するが、ハンサムがもたらしてくる幸せ(もどき)に疑問を感じ始める…。
ベストセラーエッセイ『ブスの瞳に恋してる』の著者である人気放送作家・鈴木おさむ、待望の初小説! 本当の幸せとは何か? という究極のテーマを笑いと涙でエンターテインメントした恥ずかしいくらいにロマンティックな胸キュン・ラブ・ファンタジー!
(アマゾン抜粋)

これとっても面白かったです。
お友達のブログで紹介されていて、すごく気になってました。
11月には映画化されますよね。HPはこちら
映画のキャスティングを知っていたので、その人に当てはめて読みました。

不細工なために子供の頃からバカにされもてない琢郎。
ハンサムスーツを着ると飛び切りのハンサムになれ、ハンサムの人生を歩むことが出来る。
でももてはやされるハンサムな人生が本当に幸せなのか?

映画では不細工なたくちゃんをドランクドラゴンの塚地。
そしてスーツ着用後のハンサム杏仁に谷原章介。
これどっちも合ってるよね〜もう最高です。
HPで他のキャストも見たけど、どれも合ってる〜最高!

コメディかと思いきや、いろいろ考えさせられる部分が多くよかった。
人は見かけじゃないのよ。
わかっちゃいるけど・・・。
それを改めて考えさせられる一冊。

でもノリは軽い感じでさら〜っと読めます。
作者はスマスマや黄金伝説、金スマの構成を手がけている方。
あの森三中の大島美幸さんと電撃結婚した人。
なのでほんと文章は面白かった!
映画も見に行きたくなりました。

小説苦手な人でもこれはお勧め♪
ひかりの剣ひかりの剣
(2008/08/07)
海堂 尊

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『チームバチスタの栄光』の舞台でおなじみの東城大と帝華大。『ジェネラル・ルージュの凱旋』の天才外科医・速水晃一は「東城大の虎」とよばれた剣道部主将だった。かたや、「帝華大の伏龍」とよばれた清川。二人のあいだには、医鷲旗(東日本医科学生体育大会の剣道部の優勝旗)をめぐる伝説の闘いがあった。(アマゾン抜粋)

「チームバチスタの栄光」を読んで、海堂尊のファンになりました。
その後「医学のたまご」「ジーン・ワルツ」を読み今作で4作目。
本屋で見かけたこの本。
帯の医療ミステリーの旗手が放つ、初の青春小説!
に惹かれ図書館で予約しました。

チームバチスタに出てくる外科医:速水とジーン・ワルツの清川が剣道で対決。
医学生時代のお話です。

剣道なんて全く興味が無く、果たして最後まで読めるかな?とも思ったけど
これがなかなかどうして面白かったのです!
2人のキャラクターもさることながら、清川と同じチームメイトの
朝比奈ひかり(この人が深く絡んでくる)やチームバチスタでおなじみの
高階病院長(この時点では顧問)がまたいい味出してます。

剣道ってすごい!そしてかっこいい!って思ってしまった。
武道の厳しさ奥深さを感じました。

後半のそれぞれがそれぞれを倒す目的で修行をし
戻ってくるシーンでは鳥肌が立ってしまいました。
文章も面白く読みやすいしとってもよかったです。

この人の本はハズレが無いなあ・・・。
まだまだ読んでいないものがたくさんあるので次は何を読もうかな?
よくばりな毎日 (祥伝社黄金文庫 (Gす4-3))よくばりな毎日 (祥伝社黄金文庫 (Gす4-3))
(2008/07/24)
杉浦 さやか

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家の中でずっと仕事をしていても、
一日にひとつくらいは、
心を動かされるなにかを見つけられる。
それは特別なことではない、
ほんの小さな日々のできごと。
――人気イラストレーター杉浦さやか流・毎日を楽しむヒントがいっぱいの一冊!
(アマゾン抜粋)

いつみても、どの本を読んでも杉浦さやかさんの本は
すっごくかわいい♪大好きです!

今回はオフィスで働く女性のための新聞「シティリビング」での連載コラム。
彼女の近況報告のようなこの作品は、彼女の日記のようなものだそうです。

なんといってもイラストがかわいくて好き!
文章も読みやすいし好き!
彼女のかわいらしいセンスも好き!
私の憧れの吉祥寺や西荻窪に住んでいるらしく
そちら方面の話題が多いのも好き!

彼女の本は多分全て制覇していると思う。
新刊が出るたびに図書館に購入希望出したりしてね。

今回の本読んでて思った。やっぱり買って揃えようと・・・。
彼女の本は何度読んでも飽きない。かわいい。
こういう本、人によっていろいろだと思うけど
私には彼女の本なんだと気づいた。
少しずつ揃えていこうと思います!

   
この他にもい〜っぱいあります♪



八日目の蝉八日目の蝉
(2007/03)
角田 光代

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誘拐犯と誘拐された子…2人の女の心に分け入ることで家族という不可思議な枠組みの意味を探る、サスペンスフルで胸をうつ長編。

不倫相手の子供(生後数ヶ月)を誘拐し、逃げ育て捕まる・・・。
そして誘拐された子供のその後の心と生活と話。

簡単に書いちゃうとこんな話だけど、これがすごくよかったのです。
どんな理由があれ誘拐するなんて事は許されないことです。
なのでこの逃亡劇も最終的には捕まり、子供は本当の親の元に返されますが
誘拐犯の希和子の誘拐までに至った経緯と、誘拐された子供の
親の元に返されてからの生活や気持ちがなんとも切なくて・・・。

読みながら悪いことだと思いながらも、希和子が逃げおおせて
2人で幸せに暮らせるといいのにって思ってしまっていた。

戻ってからも決して幸せではなく、そしてどうして自分が誘拐されたのか?
どうして自分だったのか?と心に傷を負いながらも誘拐した
希和子のことを心のどこかで求めて旅に出る薫(本当の名前は違う)

読んでいて血のつながりってなんだろう・・・なんて考えてしまった。

私のボキャブラリーでは、こういう深いお話の感想を書くことは難しい・・・。
私が書いたことで他の人にこの作品が薄っぺらなものに見えてしまったら困る。
ただ本当に心にしみるお話でした。
ラストは希望の光が差す、清清しい感じでこれからの2人の未来が
明るいものになるのでは?と予感させる終わりでとてもよかったです。

これお勧めです♪

クラスルーム (ミステリーYA!)クラスルーム (ミステリーYA!)
(2008/07)
折原 一

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栗橋北中学校3年B組を卒業した7人の男女。10年ぶりに届いたクラス会の通知が、受け取った者の不快な記憶を呼びさます。沈黙と恐怖に支配されたクラスルーム。どす黒い怒りを秘めた不気味な教師。誰もが記憶から消し去ったであろう、あの地獄のような日々。幹事の名前に誰一人見覚えがなく、会場が夜の校舎であることが、さらなる不安を掻きたてる。クラス会まで、あとわずか。忌まわしい過去への扉が、いま開く…。はたしてこれは現実なのか、妄想なのか。読むものを不安におとしいれる『タイムカプセル』の姉妹篇。(楽天抜粋)

以前読んだ「タイムカプセル」の姉妹編ということです。
前回は三年A組、今回は同じ中学の三年B組の卒業生がメインの話。
所々でA組の人たちが出ていて、読むなら絶対「タイムカプセル」から読むのがお勧め♪

内容はミステリーYA!ということで、ヤング向け。
なので読みやすいです。
が、前回の感想でも書いたけどちょっと物足りないな・・・。
ラストは折原作品独特の、騙され感満載だけどちょっと無理やりっぽい気もするし。

でもどうなるんだろう?どうつながってくんだろう?って
次が気になること気になること!
そういう意味ではかなりドキドキ楽しめました♪

私はやっぱり本来の大人向け折原マジックが読みたいな。



虚夢虚夢
(2008/05/23)
薬丸 岳

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「精神鑑定」に真っ向から挑む感動作!
「心神喪失」の通り魔犯に娘を殺された夫婦。運命を大きく狂わされた二人はついに離婚するが、事件から4年後、元妻が街ですれ違ったのは“あの男”だった……。
(アマゾン抜粋)

これとっても恐かった!でもすごい文章力でぐいぐい引き込まれ初めて一日で読んでしまった。

最近よく起こる精神異常者による無差別通り魔殺人。
こういう事件に必ず出てくるのが「精神鑑定」
これを題材にした非常にリアリティのある深い一冊でした。

冒頭のシーンから目を覆いたくなる。雪の公園、子供達が遊び老夫婦が憩い幸せな風景。
そこに奇声を発しながらナイフを振り回し襲ってくる男・・・。
そのシーンが本当にリアルでまるで自分がその場所にいるのではないかと錯覚するほど。
読みながら読むのやめてしまおうか?と何度も思い、手が振るえ心臓がドキドキ。
でもこのまま終わっても後味が悪いだけなのと、最初から次が気になる文章力に
どうしてもやめられなかった。

精神鑑定により犯人は責任能力がないとみなされ罪に問われず。
刑法39条  心神喪失者の行為は、これを罰しない。
        心神耗弱者の行為は、その刑を軽減する。

この刑法をめぐるとても考えさせられる作品。

いつもこういう事件が起こり精神鑑定が行われるたび、この私でさえ憤りを感じていた。
被害者家族はもっとやりきれない気持ちでいっぱいだろう。
そんな家族側からの視点でいろいろ考えさせられる。
それにしても今の世の中、精神に異常をもっている人の多いこと。
これは今の社会にも原因があるのではないかな。
そう考えるとそういう人たちも被害者なのだけど、でもこのお話で被害者の母親が
この刑法のあり方を考えさせられるすごい行動をとりますが、それを読んでいると
この精神鑑定がどれだけの意味を持つのかということも考えてしまう。
この問題は真剣に取り組んでいかなくてはいけない問題なんだなと
思い知らされました。

内容については恐くてもう一度読み返すことは出来ないけど、でもこういう問題が現実に
起こっているであろうことを知りいろいろ考えさせられたことはよかったと思う。
そう考えるととても深い作品だと思いました。

この人の作品はデビュー作で江戸川乱歩賞を獲った「天使のナイフ」も読みましたが
子供が殺される作品が多いようです。
この本は三作目のようですが、二作目もそうみたいです。
でもグイグイ引きこまれる文章力はさすがです!

それにしても最近、私にはすごい読破数!
まあお盆休み、主人が子供を見ててくれたのもあるんですが。
さあ、次になに読もうかな?
あっ!ハリポタの最終巻が途中だったよ・・・汗

  

 


人は、永遠に輝く星にはなれない人は、永遠に輝く星にはなれない
(2008/06)
山田 宗樹

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医療ソーシャルワーカーの猪口千夏が迎えた新たなクライアント・西原寛治(87)は、妹の死を忘れ何度も病院に来てしまう独り暮らしの老人だった。弁当を届けてくる、デイサービスセンターの伊藤美春に密かに恋情を抱いていたが、彼女が担当替えでいなくなってしまった夜、寛治は意識障害を起こし錯乱状態になって入院してきた。千夏の尽力で、寛治は太平洋戦争のコタバル上陸作戦で共に戦った戦友の宮地と会うことになったが……。「誰も、永遠に輝く星には、なれない。わたしたちに許されているのは、消滅点に達するその瞬間まで、精いっぱい身を焦がし、光を放ち続けること」。大胆な表現を交えて描く、胸に迫る人生のラストシーン。 (アマゾン抜粋)

先日のジーン・ワルツといいこの作品といい、ちょっと重いかな。

こちらは病院内のMSW(医療ソーシャルワーカー)と戦争体験者で高齢で1人暮らしの患者さんはじめ何人かの患者さんとのお話。

老後なんてもう少し若い頃は全然考えなかったけど、40歳を過ぎて母も年をとるし
自分自身も体力的にも自信がなくなってきて、少しずつ自分の老後が気になり始めている。
そんなときにこの本。身につまされる思いがしました。
親の介護のこと、自分自身が年を取ったときのこと・・・。
あまりにリアルに頭に浮かんできては、読みながらずっと胸がモヤモヤしていた。
でも避けては通れない道なんだよね〜

そして病院内にあるMSWというシステム。
全ての病院にあるのかは不明だけど、患者さんやその家族の悩みを少しでも軽くするように
相談に乗ってアドバイスをしてくれる。親身になって助けてくれる。
自分もそうなったときはぜひ利用させていただきたいなあなんて思ったり。

この作者のいいところは、途中どんなに暗く重くなっても最後には絶対前向きな終わり方になるところ。
今回もそうでした。
タイトルでも書かれているように、人間は永遠には輝いていられない。必ず消える運命にあること。
だからその光が消えるまで、精一杯に生き光を保ち続けることが大切だと言ってます。
もう一度今までの人生を見直して、これからの人生をどう有意義に生きるか。
それを考えさせてくれるとてもいいお話でした。
ジーン・ワルツジーン・ワルツ
(2008/03)
海堂 尊

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産婦人科医・理恵――人呼んでクール・ウィッチ。医者がヒトの生命を操ることは許されているのか? 現役医師作家が挑む、現代日本最大の医療問題。『チーム・バチスタの栄光』を超える強烈なキャラクターとスリリングな展開に目が離せません! (アマゾン抜粋)

このお話、とってもよかったです!

実際に現役勤務医として活躍されている作者だからこそ書ける
お話だったと思います。

産婦人科を舞台とした現在の医療の現場の問題点を浮き彫りにしています。
不妊治療・人工授精・代理母・医療事故・・・

途中、かなりリアルなシーンも出てくるので、ちょっと・・・な感じでしたが
後半になるにつれぐいぐい引き込まれ、途中何度も泣いてしまいました。
私が小説で泣くのは珍しい。(時々あるけどね)

テーマは重く、かなり専門的なことも書かれています。

私のつたない文章力では、うまくこの本のよさを伝えることが出来ません。
なのでいろいろ書くことはやめます。
興味がある人はぜひ読んでください。

この本を読んで、生命の尊さを改めて感じ、
息子が無事この世に生まれてきてくれたことを
本当にありがたく思いました。

そしてこの作者が訴える、医療とはこうあるべき!思いが
とても伝わってきました。

ラストの章、主役のクール・ウィッチ(冷徹な魔女)と言われる理恵が
大学の医師清川を打ち負かすシーンは必読。実に天晴れです!

もう一度じっくり読んでみたい一冊でした。
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今日お友達のブログを見て
ハリーポッターの最新刊の発売日だと思い出した。

それがお昼頃。

そういえば今日の9時から図書館の予約開始だったことを
思い出して図書館のサイトにアクセス。
そしたらすでに250件以上・・・

前作のラストがかなり衝撃的な終わり方だったので
今作が待ち遠しくてしょうがなかった。

250人もいたらいつになるの〜?
ってことで買っちゃました(笑)
二冊で4000円は痛い・・・けど、早く読みたい!!
あ〜ラストはどうなるんだろう?
あの方は本当に死んじゃったの?
ワクワクする〜!



深泥丘奇談 (幽BOOKS)深泥丘奇談 (幽BOOKS)
(2008/02/27)
綾辻行人

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綾辻行人の新境地。奇妙な風味の自伝的幻想と怪奇。京都の奥には、何かが潜んでいる…。深泥丘病院の屋上で見た幻鳥、病院の地下へと続く階段、痛む歯、薄れゆく街の記憶…作家である「私」がみた日常が一瞬にして怪談に変わるとき、世界は裏の顔を表す(ヤフー抜粋)

綾辻さんの有名な「館」シリーズはほとんど読みました。
本格ミステリーの名にふさわしい、ドキドキハラハラする読み応えのある作品たちです。

その綾辻さんが今回は、怪談(奇談?)に挑戦。

9つの短編からなりたっていますが、全て登場人物は同じです。
舞台は深泥丘というなんとも不気味な名前の場所。
そこに病院があり、そこに出てくる先生や看護婦もちょっと不思議な人々。
怪談かと思い、夜に1人で読むのはちょっと恐いかな?なんて思ったけど
タイトルどおり奇談というのがぴったりな不思議な不思議なお話でした。

文中には「○○と聞こえた・・・ような気がした」という文章がよく出てきて
なんともあいまいな表現が多い。
主人公も何年もその土地に住んでいながら、記憶があいまいで
時々起こる眩暈・・・。

この連載はまだ続くようで、この本の中では全て謎のままで
あやふやなままで終わってしまいます。
あとがきにも、どうぞ緩やかにお付き合いのほどを・・・と記されているように
何故か不思議とあやふやなままでもまあいいか・・・・と思えてしまう。
また続きが出ないかななんて思ってしまう、不思議な話でした。

おどろおどろしい雰囲気をかもし出しながらも、どこか微妙にコミカルな部分もあったりして
私的には結構好きな作品でした。

舞台は作者の住んでいる京都をモデルにしたそうです。
知っている人が見れば、地名なども少し変えて書いているということで
面白いのでは?